自分が使う設定やコマンドを書き留めています。
設定
ホスト
hostname
機器に対する名前です。
/etc/hostname に保存しています。
名前を確認するにはhostname というコマンドもありますが、uname -n コマンドの方が良いらしいです。オプションについては、uname –help を実行して下さい。
この名前は、ターミナルを利用するときに役立ちます。ターミナルを起動するとhoge@fuga-machineのようにユーザ名@ホスト名と表示されます。sshで他のマシンへ接続すると、接続時のユーザ名@ホスト名に切り替わりますので、「今はどちらのターミナルをそうさしているか?」が分かります。
hosts
DNS代わりにホスト名とIPアドレスの対応を記述したテキストファイルです。
「IPアドレス ホスト名 ホスト名…」という形式で、一度に複数のホスト名を記述できます。
ホスト名にワイルドカードは使えません。
SSH
リモートコンピュータを操作する方法としてTelnetがありますが、通信内容が丸見えのため、盗聴されると情報が洩れる危険性があります。当時はそれでも良かったのですが、安全性が求められるようになり、暗号や認証技術を利用して安全にリモートコンピュータと通信するためのプロトコルとしてSSH(セキュア シェル、Secure Shell)が登場しました。パスワードなどの認証を含むすべてのネットワーク上の通信が暗号化されます。遠隔操作の他に、ファイルの送受信などにも利用されます。
インストール
SSHには、操作する側(クライアント)と操作される側(サーバ)があります。Ubuntu24では、クライアントは初期設定でインストールされるようです。サーバをインストールするには、以下のコマンドを実行します。
sudo apt install openssh-server
設定
root ログインを一切禁止にするためには、/etc/ssh/sshd_configのPermitRootLoginをnoに設定します。
コマンド
ユーザ
登録状態確認
cat /etc/passwd
または
getent passwd
作成
/home以下を作成しない場合は -D オプションを設定します。
sudo adduser user_name
sudo adduser -D user_name
名称変更
usermod -l new_user_name old_user_name
ユーザーIDの変更
usermod -u 501 user_name
HOMEの変更
usermod -d /home/user_name -m user_name
削除
-r は/home以下のユーザーディレクトリも一緒に削除するオプションです。
sudo userdel -r user_name
グループ
グループと所属ユーザの登録状態確認
cat /etc/group
または
getent group
ユーザが所属するグループを確認する
groups user_name
作成
groupadd group_name
グループにユーザを追加
sudoを使えるようにするには、group_nameにsudoを設定します。
gpasswd -a user_name group_name
名称変更
groupmod -n old_group_name new_group_name
グループIDの変更
groupmod -g 520 group_name
削除
sudo groupdel group_name
パスワード
設定
passwd user_name
パッケージ
例としてGitパッケージの場合
確認
git -v
インストール
sudo apt install git
インストールされたファイルの一覧
dpkg -L git
削除
sudo apt purge git
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